御厩川岸より両国橋夕陽見 | |||
隅田川にかかる両国橋と今まさに出発しようとしている渡し船、遠くに夕陽で逆光のシルエットのみの富士を描いた構図。 隅田川川岸には幕府の御厩(おんまや)がありました。 両国橋と富士は夕陽の逆光でシルエットのみという無線摺りという技法で描かれています。 |
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現在の両国橋を夕刻に撮影するとやはり逆光になります。 今はマンションやビルで富士は見えませんが、今でも屋形船が行き交い昔の風情を残しています。 アクセス:JR両国 徒歩10分 ↓写真をクリックすると大きい写真が見れます。 |
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振袖火事と呼ばれる明暦の大火の焼死者10万8千人を 幕命によって葬ったのが始まりです。 安政大地震をはじめ、水死者や焼死者・刑死者など横死者の 無縁仏も埋葬するお寺です。 あらゆる宗派だけでなく人、動物すべての生あるものを 供養するという理念から、ペットの墓も多数あります。 |
回向院には鼠小僧次郎吉のお墓があります。 鼠小僧次郎吉が実在の人物だということを ここに来て初めてしりました。 お墓の傍に大きな石があり、その石を削った粉を 財布などに入れると金運がよくなるとか。 真偽のほどは知りませんが(笑) |
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両国には、忠臣蔵の舞台、吉良上野介の屋敷跡があります。 | 門を入ると吉良像が安置されています。 忠臣蔵では敵役ですが、領地である三河の国では治水事業や 新田開拓などで名君として慕われています。 |
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みしるし洗いの井戸 討ち取った吉良氏の首を洗ったとされる井戸が残っています。 |
忠臣蔵では四十七士だけがクローズアップされますが 吉良上野介を守るために戦い討たれた17名の名前が彫られたものや 吉良氏の愛蔵品などが白壁にはめ込まれています。 |