五百らかん寺ささゑどう | |||
本所五つ目(現在の江東区大島)にあった五百羅漢寺を参拝する人々が遠く富士を眺める構図。 元禄年間に建立された五百羅漢寺にはさざえの殻に似た螺旋状の階段を持つさざえ堂があり当時では珍しい3階建てでした。 五百羅漢寺には木彫りの五百羅漢があり、人気を呼んでいたそうで、観音像を参拝し高楼にたどりつき富士を眺めたのでしょう。 |
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現在の羅漢寺から西を望んでも御覧の通り富士は見えません。 どうしても北斎と同じ構図を撮りたかったけど、欄干があったのは2階でした。 アクセス:都営地下鉄 新宿線 西大島 徒歩3分 ↓写真をクリックすると大きい写真が見れます。 |
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五百羅漢寺は、安政の大地震で倒壊し移転され、現在は目黒区下目黒にあります。 今、江東区にある羅漢寺は都会の片隅に縮こまって建っているという感じでした。 この羅漢寺と五百羅漢寺とは宗派も違い無関係なようです。 それでも同じ場所に建つ羅漢寺が見れてよかったです。 |
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羅漢寺から少し歩くと愛宕神社という小さな神社に出会います。 たぶん目的がなければ通り過ぎるような 地元の方しか分らないようなひっそりとした神社です。 ところが、この神社の境内に小林一茶が寓居していたのです。 |
鳥居をくぐってすぐのところにひっそりと建つ碑がありました。 『雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る』 有名な句が彫られています。 |