東都浅草本願寺

浅草東本願寺を大屋根を手前に描き遠く彼方に富士を望む構図。

東都浅草本願寺

屋根に上る職人たちを小さく描き、大屋根を強調する描き方をしています。



浅草東本願寺の大屋根です。

浅草東本願寺

本願寺は明暦の大火の後、神田から現在の浅草に移りました。
現在はマンションやビルに囲まれ、北斎の描いた構図に近づけるにはマンションなどの屋上にでも上がらなければ同じ構図の写真は撮れませんでした。


アクセス:東京メトロ銀座線 田原町駅 徒歩5分

↓写真をクリックすると大きい写真が見れます。
浅草寺本堂 浅草寺は東京都最古の寺で、観音菩薩を本尊とすることから『浅草観音』あるいは『浅草の観音様』と呼ばれています。
江戸三十三番観音霊場の札所(1番)でもあります。
徳川将軍家に重んじられ、江戸時代にはすでに現在の仲見店の前身である商店が設けられ、庶民の憩いの場だったようです。
現在の本堂は昭和33年に再建された鉄筋コンクリート造りのものです。
誓教寺 東本願寺のある田原町駅の隣り、稲荷町に誓教寺があります。
観光客さえあまり訪れない見過ごしそうな小さなお寺です。

葛飾北斎墓 葛飾北斎の墓
誓教寺の墓地内にあります。
北斎の墓は幕末まで父親と合祀されていたが
現在の墓をこの寺に建てたのは次男とも、その娘とも言われています。

墓石正面に『画狂老人卍墓』と大書し、
右側面に辞世の句
『ひと魂でゆく気散じや夏の原』が刻まれています。

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